宝来絵絹(吉祥宝来)巳年オリジナルデザイン A5サイズ(縦148×巾210㎜)限定枚数品
高野山で永年伝承されている、宝来絵絹(ほうらいえぎぬ)です。オリジナルデザインでコンパクトなサイズをご用意いたしました。
~宝来絵絹とは~
真言密教の聖地「高野山」発祥の伝統の切り絵で、お正月のしめ飾りの一種として用いられています。
その起源は、弘法大師『空海』が唐の都・洛陽を訪れた際、現地で切り絵の技法を学んだことに遡ります。
帰国後、空海は真言密教の道場として高野山を開き、厳しい冬の時期、弟子たちにその切り絵の手法を伝授したと言われています。山上の寒冷な気候のため稲作に適さず藁が手に入りにくかった高野山では、この美しい切り絵がしめ縄の代用として飾られるようになりました。もともと中国では切り絵がお守りの意味を持っていたことから、吉祥宝来は人々の平安と幸福を願う正月飾りとしての役割を担うようになったのです。
吉祥宝来を飾る場所に決まりはありません。高野山では神棚や玄関、床の間、台所など、一年を通して様々な場所にこの神聖な切り絵が掲げられています。そして大晦日が近づくと新しい宝来に取り替えて、新たな年の訪れを祝います。
どうぞ皆様のお家にも、高野山に伝わるこの美しい吉祥宝来をお飾りください。小さな切り絵に込められた平和への祈りが、安らぎに満ちた一年となりますように。そして皆様のご家庭に病のない健やかな日々と幸多き福が訪れますことを、心よりお祈り申し上げます。
¥600
在庫65個